若者・ブロガー×民主党 メッセージ性の重要さ

民主党が若者やブロガーに対してマニフェストの解説(?)を行うというイベントに行ってきた。参加者は40-50人?くらいで、若者には程遠いおっさんだったり、いかにもネット世界の住民だなという人もいたりな感じだった。対する民主党からは岡田克哉と福山哲朗、大塚耕平蓮舫(司会)が参加。

メッセージ性の重要さ

この会合のメインは質疑応答だったのだが、ひとつほほうと思うことがあった。それは群馬県議のあべともよの地元のダム建設が中止についての質問での民主党側の答え。

公共事業というのはいったん作ったら終わりなんじゃなくて、その後も継続した事業を行っていかなければならない。いま残っている公共事業というのはかつての状況の下でつくられたモノであったが、それがいまふさわしくない(いわば過剰な)ものになっている。それが重くのしかかっていて問題なんだ。公共事業は将来を見越してつくらなければならない。(引用ではなく発言の大枠ね)

あべともよの質問趣旨はダム建設がなくなったら県民の生活が〜というもので、上記の回答はそれに全く答えていないのだが、公共事業に対しての強いメッセージ性を感じた。それと同時にメッセージ性の重要さ・説得力の強さを思い知った。べつに民主党が公共事業縮小するんだ!すごーい!と感動しているわけではなくて、ここで言いたい事は、ひとつの意見を言う時に「わたしゃやりますよ、絶対そうしなきゃいけないから。」という「強い姿勢」「強い態度」が説得力を生むんだなと。これは参考になった。そしてこれを得るだけのための会であった。南無

発言の機会を作り出すこと

一通り参加者とおぼわしきブログを読んだのだが、いい質問ができなかったという方もいた。

僕はというと、最前列に座ろうとして係りの方に他の席を促され、それでもめげずに一番最初から、最後まで司会の蓮舫さんに目を合わせて手をあげ続けていましたが、見事にスルーされてしまいました。
『若者・ブロガー×民主党』は茶番だった ブログのようなもの(仮)

たしかにリンク先の質問はいい質問だと思う。だがどんなにいい意見でも発信できなければ何の価値もない。いい質問であったのならより努力するべきだっただろう。僕はというと、ちゃんとスーツを着て行き、最前列に座り、「ハイッ!」とKYな声を上げながらシュパッっと手を挙げ続け、ようやく50分たったところで当てられた(農政の質問、若干の言葉足りずで普通のテンプレ回答で終了でしたが)。
60分という枠で50人の参加者。発言の機会が限られるのは当たり前の話で、その機会を作り出せなかったから茶番と切り捨てるのはどうかと思うよ。