ブッシュの殴れる胸像

【8月21日 AFP】(一部更新)アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)の彫刻家、Pablo Irrgangさんが制作したジョージ・W・ブッシュGeorge W. Bush)前米大統領のゴム製の胸像。展覧会で展示した際、来場者が自由に殴れるようにしたところ、独創的な発想が評判となった。大勢の来場者が殴りつけた結果、ついにブッシュ像の左目はなくなってしまったという。
ブッシュに一発!前米大統領の「殴れる胸像」 AFPBBNEWS 

おもしろい。発想の勝利。日本ならさしずめ金正日の胸像といったところか。ただブッシュの良さは殴られて殴られて、さらに目玉が飛び出してしまってもなんとなく憎めないというか、笑ってしまう、そういうキャラであるところだ。政治家としては得な性格だ。
もちろんブッシュ胸像が殴られるのは、彼の(イジられるような)キャラだけでなく反米感情があることも物語っており、日本にいると感じ取れない世界に蔓延する反米感情を感じ取ることもできる。以外にも「アメリカ嫌い」な国は多く、そう思っている人からすれば日本はアメリカのポチであることも忘れてはならない。